大気熱利用で取得エネルギー約6倍!

熱のリサイクルシステム 1.冷やす力でお湯をつくる

大気の熱を利用してお湯をつくる従来のヒートポンプ給湯システムをさらに進化させ、
冷却・加熱時に発生する熱エネルギーを余すことなく利用する新しい熱源システムです。

冷却・給湯同時運転で驚異的なCOPを実現!!

大気の熱を利用することで、消費電力の約3.5倍もの熱エネルギーが得られる高効率ヒートポンプシステムです。さらに冷却時の廃熱を利用して給湯を行うことで、消費電力の約6倍のエネルギーを得ることができます。

冷却・加熱同時運転時:COP 5.83

※条件
冷却側: 入口温度: 12℃/出口温度: 7℃
加熱側: 入口温度: 7℃/出口温度: 70℃

蓄熱運転でランニングコストを削減!!

昼間の電力に比べ、約1/3も割安な深夜電力を利用した夜間の蓄熱運転ができるので、給湯にかかるランニングコストを大幅に削減できます。

システム事例

空冷式冷却+加熱システム

■システムの特徴
冷却負荷時間が長く、加熱負荷が大きい施設に適しているシステムです。
  • 1. 夏期・中間期・冷却工程の負荷がある場合 [冷却給湯同時運転]
  • 2. 冬期・中間期・加熱工程の負荷のみの場合 [空気熱源→給湯運転]
  • ※ 負荷バランスが時期や時間帯によって変化する場合に有効です。

空気式冷却+加熱システム

図:空気式冷却+加熱システム

氷蓄熱+給湯システム

■システムの特徴
氷蓄熱と給湯を同時に蓄熱するシステムです。
  • 1. 冷却負荷と給湯負荷がある場合 [冷却給湯同時運転]
  • 2. 冷却負荷のみの場合 [冷却運転→空気廃熱]
  • 3. 給湯負荷のみの場合 [空気熱源→給湯運転]

氷蓄熱+給湯システム

図:氷蓄熱+給湯システム

給湯+浴槽加温システム

■システムの特徴
給湯は蓄熱、浴槽加熱は昼間に行うシステムです。
老健施設やゴルフクラブに適しています。
  • 1. 夜間の蓄熱時間帯(22:00〜8:00) [空気熱源→給湯運転]
  • 2. 昼間は浴槽加熱(8:00〜22:00) [空気熱源→加熱運転]

給湯+浴槽加温システム

図:給湯+浴槽加温システム